抜け毛・薄毛の治療(AGA)
AGAとは男性に最も多く見られる脱毛症です。他の脱毛症と異なり思春期以降に額の生え際や頭頂部の頭髪が薄くなり、徐々に進行していくのが特徴です。細くて短い髪の毛が増え、全体として薄毛が目立つようになります。
一般的には遺伝やDHT(ジヒドロテストステロン)と言う原因物質が関係すると言われています。AGAは進行性です。放っておくと徐々に進んで行きます。早めの対処によって進行をある程度抑えることが 出来るようになってきました。その代表的な方法が飲む治療薬のプロペシアです。
私は20年近くの脳神経外科医としてのキャリアの中で数千件の手術に携わり、様々な患者さんの頭皮を手術のために自らメスで切ってきました。頭皮を切開して実際に皮膚や毛髪の状態を観察できるのは医師の中でも我々脳神経外科医だけです。こうした経験を通じて頭皮や毛髪に関連するある重要な事実に気づき、うす毛・抜け毛(AGA)に対する独自の理論を確立しました。
この独自の理論を実際に生まれつき髪の毛が細くて量が少なかった私自身に実践しました。その結果、今ではすっかり髪の毛が太くなり量も増えて、45歳になった今でも薬剤を使うことなくAGAを回避しております。また、周囲の頭髪に問題を抱える知人たちにもアドバイスをして良好な効果を実感してもらっています。
AGAは一度進んでしまうとなかなか元には戻らないため、治療は早いほど効果があります。当院では薬剤による治療以外にも、私の独自の理論に基づいた診察と治療により頭皮や頭髪のチェックをして脳神経外科医ならではの薬剤以外のAGA治療も行います。
AGAの毛根と髪のマイクロスコープ
当院ではプロペシア(正規品)を取り扱っています
当院ではMSD社の先発医薬品(正規品)であるプロペシアを取り扱っています。
プロペシア1mgは1か月分、28錠で12100円(税込み・診察料込)となります。保険適応外で自費診療となります。男性の方限定です。
プロペシアの副作用について
勃起機能不全(1%未満)や性欲減退(1%~5%未満)があります。
また、場合によっては肝機能障害があらわれることもあります。
プロペシアの注意点について
3ヶ月の連日投与により効果が発現する場合もありますが、効果が確認できるまで通常6ヶ月の連日投与が必要となります。
効果を持続させるためには継続的に服用してください。
プロペシアを割って飲まないでください。
男性における男性型脱毛症のみの適応となります。
他の脱毛症に対する適応はありません。
20歳未満での安全性及び有効性は確立されておりません。
女性に対する適応はありません。
妊婦又は妊娠している可能性のある婦人、及び授乳中の婦人への投与は、絶対にお止めください。
うす毛・抜け毛でお困りの方は、院長外来にてご相談ください。AGAについてもっと詳しく知りたい方は、こちらをごらんください。