メニュー

刀林に掲載されました

[2020.12.26]

刀林会の新聞である「刀林」に今年の6月に受賞した刀林奨励賞についての記事が掲載されました。刀林会とは私が所属する、100年の由緒ある歴史を誇る慶應義塾大学外科学教室の同窓会です。

なぜ脳神経外科を選択した私が外科学教室の同窓会に所属しているのかと思われ方もいるかと思いますが、これは慶應義塾大学医学部外科学教室が一般消化器外科、心臓血管外科、呼吸器外科、小児外科と脳神経外科を合わせた大教室制を採用しているからです。私は平成14年慶應義塾大学医学部を卒業し、そのまま外科学教室に入局してこれらの5科を研修医(いわゆる外科フレマン)としてローテーションしました。学生の頃から外科学教室の先輩たちから「大教室制だからいいのだよ」と教えられましたが、この外科フレマン時代に様々な科の先生たちと一緒に働き、顔を覚えてもらいました。基本的な外科的手技を学んだのもこの頃です。また、厳しい外科フレマン生活を共に過ごした同期とはかけがえのない友情を築くことができました。このような繋がりは開業医となった今になっても素晴らしい人脈として生きています。

私の外科フレマン時代から2年後の平成16年より新臨床研修制度が始まり、昔ながらの外科フレマンというものがなくなってしまいました。加えて私のドイツ留学中にいつの間にか脳神経外科学教室が外科学教室から独立してしまいましたが、私はその後も変わらずに刀林会にそのまま在籍しております。学生の頃から外科学教室に憧れていた私にとって卒業後も刀林会に所属できる事を誇りに感じ、自分の業績をきちんと評価していただき受賞を記事にして頂いたことを光栄に思います。

刀林奨励賞受賞のブログ 

HOME

▲ ページのトップに戻る

Close

HOME